Androidの強みは、多種多様な候補から自分好みの端末を選択する事が出来、また高度なカスタマイズが出来るという点です。
しかしこの自由度がある半面、設定が少し複雑であるという点は痛いところです。
そんな中、格安SIMに変えてみると、バッテリーの減りが早いと感じることがあるようです。
これは「セルスタンバイ」が、バッテリーを無駄使いしている可能性があります。

・「セルスタンバイ」とは

zwischenablage93そもそも、「セルスタンバイ」とは何かと思う人がいると思いますので、簡単に説明します。

「セルスタンバイ」とは、携帯電話回線に接続していない状態を指します。

システムは、常に携帯電話回線に接続しようと基地局を検索しているのです。

つまり、端末が携帯電話回線に接続しようとする処理が、システムのバックグラウンドで継続して実行されるということです。

そのため、電波の届かない場所に長時間いると最悪の結果となり、この「セルスタンバイ」のバッテリー消費量が増える結果になるのです。

また、SIMそのものを取り外している時にも、この現象は発生します。

複数のスマートフォンやタブレットで一つのSIMを使い回しているとき、携帯電話回線を無効化しないままSIMを取り外してしまうとこの現象に陥ります。

これを行うと、取り外した側の携帯電話にて携帯電話回線に接続しようとする動作となり「セルスタンバイ」状態となってしまいます。

そのため、もしバッテリー消費が少し早いかなと感じた時は、携帯電話の回線使用状況をチェックした方が良いでしょう。


・「セルスタンバイ」確認方法

zwischenablage94「セルスタンバイ」の確認方法は、端末により設定後の名称や手順が異なります。

中にはバッテリー、電池、バッテリー&省エネといった名称となっている端末もあり、また途中経過も異なる可能性もあります。

一応、以下に手順を記載しておきますが、自分の端末で近い名前があると思いますので探してみてください。

設定→バッテリー(電池)→「セルスタンバイ」項目をチェックで確認がとれます。

「セルスタンバイ」に問題があると、バッテリー消費量となるパーセンテージがとても高い状態となっている事に気が付きます。


・「セルスタンバイ」対策 その1

zwischenablage95「セルスタンバイ」対策には、いくつかの方法があります。

まず一つ目に電波の届かない場所、届きにくい場所にいるときは機内モードに設定をすると良いです。

まこれはSIM自体を外している時も同様です。

この機内モードを有効にすると、合わせてWi-Fi、Bluetooth、NFCもオフとなってしまいますが、機内モードを設定した後に、これらを再設定してあげれば良いのです。

この方法を行う事で、「セルスタンバイ」によるバッテリー消費を防ぎつつ、Wi-Fi、Bluetoothも使う事が出来ますので試してみましょう。

そもそも電波の届かない場所や届きにくい場所には、何らかのトラブルに巻き込まれた場合に対処が出来なくなりますので、長時間いない方が良いです。


・「セルスタンバイ」対策 その2

zwischenablage97二つ目にSMSが付いたSIMカードを購入する事です。

これはSIMカードを挿入するだけで、「セルスタンバイ」対策が出来てしまうので、大変お手軽な方法です。

端末をいくら変えてもSIMを挿入するだけで対策が出来てしまいますので、長期的に見ても有効な方法です。

ただし、SMSはオプションとして付ける事が出来るのですが、月々の料金が100円から200円追加になるというデメリットがあります。

バッテリーを長持ちさせるための投資と考える事も出来ますが、折角の格安SIMなのだから、こういったところも気をつけたい部分です。


・「セルスタンバイ」対策 その3

zwischenablage98「セルスタンバイ」が起こらない端末を購入する方法です。

「セルスタンバイ」は3G通信エリアにいるときに起こると考えられています。

そのためLTE端末、LTEエリアにいるときは、「セルスタンバイ」状態となっていてもバッテリーには影響が無いというデータがとられています。

当然、LTE端末においても、全ての端末がそうなるとはいえないのですが、統計的にはバッテリーの影響が少ないようです。

この辺りの端末選択は、口コミや携帯会社に相談をすると教えてくれますので、自身に合う端末を探すと良いでしょう。


・「セルスタンバイ」対策 その4

zwischenablage99基本的に、モバイルWi-Fiルーターは「セルスタンバイ」が起きる確率が低いです。

これもやはり端末により不変となりますので、確実に起こらないという確証がありません。

「セルスタンバイ」が起こらない原因として考えられるのは、アンテナピクト問題が発生しないからといわれています。

このアンテナピクト問題というのは、簡単に説明するとデータ通信が出来る状態にも関わらず、電波マークが圏外になる状態の事です。

スマホなどの通話機能付き端末は、通話とデータ通信の両方に対応しなければいけないため、CSドメインが使用できます。

しかしデータ通信用MVNOのSIMはPSドメインのみであるため、CSドメインは使用できません。

そのため、そのような状況で無駄にCSドメインを取得しようとするので、電波が圏外にも関わらずデータ通信が出来る状態であるアンテナピクト問題が発生します。

その点、モバイルWi-Fiルーターの場合は、データ通信用のPSドメインのみです。

データ通信用MVNOのSIMはPSドメインのみに対応しているため、アンテナピクト問題が起きない仕組みなのです。”