スマホが携帯に変わって広く普及するようになってから約5年くらいになりますが、この間に携帯やスマートフォンに関するルールも色々と変更になっています。
まずは携帯電話番号を変更せずにキャリアを変更できる『MNP』が始まり、大手3社が乗り換え割引やキャッシュバックで過剰な競争になったのは、数年前の事です。
また割引プランを適用する代わりに、2年以上継続して使わないといけない2年縛りの契約が普通になったのもこの頃だと思います。
そして、『本体0円・実質0円』というスマートフォンに対して総務省から大手キャリアに是正勧告が出され、その後ついに2015年5月から契約後180日経過でSIMロック解除ができるようになりました。

・SIMロックとは

zwischenablage12最初に知っておく事として、『SIMカード』について説明をします。

『SIMカード』と聞くと、携帯やスマホの中に入っているデータカードみたいなもの、という何となくという認識の人が多いと思われます。

SIMというのは、英語で『Subscriber Identity Module』の略語となり、携帯やスマホの契約している人に振り分けられた固有の識別番号・電話番号・メールアドレスが登録されているカードを『SIMカード』と呼びます。

携帯電話・スマホ・タブレットにSIMカードが挿入されて、初めてその端末の契約者とキャリア(通信業者)を特定し通信ができる仕組みとなっています。

これまで私たち契約者が携帯電話を契約する時には、通話や通信回線と本体(端末)を一緒に各キャリア(au・docomo・softbank)でセット契約をするようになっていました。

これには、本体(端末)とSIMカードを販売した会社(各キャリア)が同じでないと、携帯電話が通信や通話ができないルールになっていた事が全ての要因です。

そして、端末の販売会社とSIMカードの販売元を一致させているこの仕組みの事を、SIMロックと呼んでいます。
つまり、端末を購入すると必ずその端末を購入したキャリアに通信や通話料金を払う仕組みになっていたからこそ、『本体0円・実質0円』などという無料端末であっても利益を上げる事ができていたのです。


・SIMロック解除が何故義務化される事になったのか?

zwischenablage13何年もこのSIMロックがモバイル通信の業界では常識だったのですが、何故SIMロック解除へと方向が変わっていったのでしょうか?

ひとつはSIMロックのままだと、利用者側が端末や通信回線を選択する時に必ずセットでないと契約ができない為に選択肢が限られてしまい、自由度が極端に低くなります。

これに対して、モバイル通信を管轄している総務省から大手キャリア3社に指導が入り、docomoを筆頭に徐々にSIMロック解除機能が取り入れられた端末が発売されましたが、3社共に綺麗にはなかなか揃いませんでした。

そこで総務省が2015年5月に契約後、180日でSIMロック解除を義務化へと進めた為、それ以降の発売端末にはSIMロック解除機能が多く取り入れられるようになりました。

これにより、これまでにはなかった大手キャリア3社以外が販売する格安SIM・SIMフリー端末が、市場に出回るようになってきたのです。

今までは大手3社のみで競争の原理が働かず、本当の意味で利用者にメリットがある格安プランがありませんでしたが、格安SIMが多くの事業者から販売されるようになった事で、機能や使用を特化した格安プランも選べるようになりました。

SIMロック解除により自由に乗り換えはできますが、格安SIMの場合は大手キャリアから通信回線を借り受けているので、同系列の事業者であればSIMロック解除をしなくても使用は可能です。

例えば、mineo(マイネオ)・UQmobile(UQモバイル)の格安SIMであれば、au端末の方はSIMロック解除は必要ありません。

DMM mobile・OCN mobile・楽天mobile・IIJmio(ミオフォン)等は、docomo端末であればSIMロック解除は必要ありません。


上記でSIMロック解除の方法について説明しましたが、端末(本体)を新たに買い換えようと思っている場合は、SIMフリーの端末を購入する方が良いかもしれません

元からSIMロックがかかっていないので、自分の使い方に合わせた格安SIMを選ぶだけで月々の料金を大幅に安くしてスマホが利用できます。

SIMロックを解除する事で、契約先の変更や格安SIMの利用は簡単にできます。

ですが元のキャリアの契約を解除した時点で、それまで利用していたポイントなどは無効になる場合があります。

契約変更をする時には、事前にそういった事は調査、確認をしておきましょう。

SIMロック解除については、まだまだ理解していない方もたくさんいると思います。

上記を参考に、通信や通話料金を格安にできる方法を考えてみましょう。